SEO | パーソナライズド検索に影響を受けない検索結果を知る

あなたの見ているのは正しい検索結果なのか?

WEB担当の方は、既に御存知の方が多いとは思いますが、今日は、SEOの基本的な情報をひとつお伝えします。それは、SEO対策を行われている企業様にとっては非常に重要なことですので、改めてお伝えすることにしました。

検索結果で自分のサイトが1位に出てくるからといって、本当に1位になっているとは限らないというお話です。つまり、自社で検索すると重要なキーワードで 1位表示されていても、一般ユーザや見込み客の検索結果には、1ページ目に来ていないどころか、50位、100位以下に表示されている可能性もあるという ことです。それが狙っているキーワードに関連している検索だったら、なおさらです。

毎日のように検索していると
「おお!検索順位が上がってきたぞ。最近SEOが効いてきたのかな」そう考えてしまうかもしれません。しかし、あなたが見ている検索順位は、“本当の””正しい”順位ではないかもしれないのです。
それが、あなたがいつも同じブラウザばかり使っているならば、なおさらです。グーグルの検索結果は、ユーザごとによって、大きく異なるのです。
試しに、同時に他の人に同じ検索をしてもらったらまったく違う結果だったり、自分でもあまりいつも使っていないブラウザで検索してみたりすると、違う順位 だったりします。いつも使っているChromeだと「1位」なのに、いつもはほとんど使っていないインターネットエクスプローラーだと「あれ? 15位だ」ということがあります。

 グーグルのパーソナライズド検索

rsこれは、Googleの素晴らしいサービスのひとつなのですが、検索しているユーザーによって検索結果を変えるとのです。SEOに無関係な一般ユーザであればごとの趣味趣向に合わせた検索結果を表示させることで、検索結果の満足度を向上させることが可能となります。
この検索結果の差は、グーグルのパーソナライズド検索という「検索者の現在地」、「過去の検索履歴」、「過去に訪問したホームページの履歴」、「Google+での繋がり」などをもとに、検索結果を変更させる機能が原因となっています。
特に、GoogleアナリティクスやウェブマスターツールのためにグーグルアカウントにログインしているWeb担当者さんなら、その影響で、ふだんよく見るサイト、つまり自分のサイトが上位に来るというのはよくあることです。
そこで、簡単にこうしたパーソナライズド検索の影響をなく“本当の”検索結果を見る方法をお教えしておきましょう。
実際の検索順位を測定するためには、本来であれば以下のような対策が必要となりますが、
・グーグルアカウントのログアウト
・グーグルに関するクッキーの削除
・ブラウザのキャッシュの削除
しかし、検索順位を調べるたびに、これらの作業を行うのは非常に手間のかかることですので、ブラウザのプライベートモードを利用しましょう。
プライベートモードを利用することで、過去の閲覧履歴やクッキー、ログイン情報などすべてがリセットされた状態でブラウザが起動されるため、実際の検索順位を手軽に調査することが可能となります。

 ブラウザごとの正確な検索順位調べ方

正確な検索順位を簡単に調べる方法(パーソナライズド検索機能を無効にして調査する方法)
やり方はかんたん。ブラウザごとに違いますので、各ブラウザごとに解説致します。
●Chrome:右上にある「三本線アイコン」をクリックし、「シークレットウィンドウを開く」を選択してください。
または起動して、[Ctrl]+[Shift]+[N]キーを押す。これだけで、Chromeのシークレットモードでウィンドウが開き、パーソナライズド検索のかなりの部分の影響を排除できます。
●Firefox:右上にある「三本線アイコン」をクリックし、「新しいプライベートウィンドウ」を選択してください。
●インターネットエクスプローラー9~11:ブラウザの右上にある「歯車アイコン」をクリックし、「セーフティー」から「InPrivateブラウズ」を選択してください。
Edge:ツールバー右端の ボタン(三点) をクリックし、[新しい InPrivate ウィンドウ] をクリックするです。

●サファリ:右上にある「歯車アイコン」をクリックし、「プライベートブラウズ」を選択してください。

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https://wscc-shane.com

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