ベーシック認証のかけ方
今回はベーシック認証のかけ方について解説したいと思います。
サーバー会社によってはベーシック認証の手順は異なりますが、ここでは新たなサーバー契約をする際に、私共Webサイトつくり隊がお勧めしているさくらインターネットでのベーシック認証の手順を追っていきたいと思います。
余談ですが私共がさくらサーバーをお勧めする理由としまして、他のサーバー会社よりもリーズナブルで安定している点が挙げられます。特に常時SSL化をする際に無料SSLサーバー証明書が利用できることは大変大きなメリットとなっております。
基本的にはさくらサーバーの案内を読めば大体できるのですが、初めてや久しぶりに作業する場合、「この部分ってどうやるんだっけ?」などと思うこともあり、備忘録として残しておきたいと思います。
ウチのメンバーで初めてベーシック認証をかけたり、ネットで検索をかけてこのページにたどり着いた方の参考になればこれ以上のことはありません。
①コントロールパネルにログインします
②画面左下にある“運用に便利なツール”内のファイルマネージャーをクリックします
③ファイルマネージャーが開きます
④該当フォルダを選択します
注:ベーシック認証は個別ファイルではなくフォルダにかけます
⑤“表示アドレスへの操作”からアクセス設定を選びます
⑥“パスワード制限を使用する“にチェックをつける
⑦“接続元アクセス制限との併用”は“両方の許可がないとアクセス不能”を選択します(重要:ここを間違える人多いです)
⑧パスワードが記載されるファイルの置かれる場所(フォルダ)を指定して編集ボタンを押下
今まで私はここがよくわかってませんでした、単に.htaccessと.htpasswdの置くフォルダを指定しているだけです。(図の指定ではフォルダの外になります)
⑨パスワードファイルの編集画面が開きますので“+追加”ボタンを押下
⑩ ユーザーIDとパスワードを入力します
パスワード(確認)は入力間違いのチェックで二重入力するだけなので、パスワードを入力するだけです。
この3つを入力したら、“OK”を押します。
⑪ユーザー一覧にユーザーID・パスワードが設定されます
ユーザーIDを追加する場合は⑨から手順を繰り返します。
終了したら(追加がない場合)このウィンドウ(パスワードファイルの編集:/htpasswd)の“OK”を押します。
⑫ベーシック認証の完了
“/のアクセス設定”の OKを押下します。
これでさくらサーバーでのベーシック認証の設定が完了です。
⑬ベーシック認証の確認
該当フォルダにアクセスすると、IDとパスワードが要求されるようになりました。(各ブラウザで表示が違うので、この図の通りでなくても問題ありません)